どんなことに気をつける?壁面緑化のポイント

壁面緑化のメリットは?

壁面緑化は、建物の外壁付近にネットやワイヤーを設置して植物を這わせる緑化方法です。直射日光を遮ることで、外壁の温度上昇や紫外線による劣化を軽減する効果が期待できます。エアコンなど空調費の節約につながる点も魅力的です。また、植物の蒸散により湿気が保たれるので、乾燥する季節にうるおいを保ったり、朝晩の冷え込みを小さく抑えることもできます。このような壁面緑化が街に増えれば、ヒートアイランド現象の対策にもなるので補助金が出る場合もあります。野菜を植えておいしく食べたり、花を植えてめでたりといった楽しみ方もできます。

メンテナンスのやり方は?

壁面緑化のメンテナンスでは、誘引と剪定がとても大事です。隣の家にはみ出したり、電線に絡まったりと人に迷惑をかけることのないように気をつけましょう。誘引するときは、つるを支柱やネットに紐などで緩く結び付け、育てたい方向に誘導します。土にかえる綿などの天然素材や生分解性プラスチック素材のものを使うと、後々回収しなくてもいいので楽です。剪定は年2回程度を目安に、いらない部分を間引いたり、伸びすぎた部分を切り戻したりして形を整えましょう。植物によって時期が違いますが、花が散った後や落葉後に行うことが多いです。誘引と剪定の他には、枯れ枝や枯れ葉の掃除をして排水溝を詰まらせないようにすること、虫のつきにくい種類を選び必要に応じて薬剤防除することを心がけましょう。こまめな水やりと、花や実を楽しむ場合には肥料もあげたいところです。こういうメンテナンスは会社にお願いすることもできますが、1平米2000円~10000円ほどかかるので予算に気をつけましょう。

屋上緑化と同様に建物の壁を植物で覆い、断熱性を高めて夏の暑さを防ぐのが壁面緑化です。建物の室内環境が改善され省エネに繋がるだけでなく、都市空間の異常高温等、環境問題の対策としても推奨されています。